信州の素朴なお茶菓子をお取り寄せ!


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 とまつの職人紹介

~飴職人へインタビュー~





信州手造り飴


第1回
飴職人:日本薬仙堂 中島社長




当店のお菓子は、製造メーカーへ委託して生産し、当店にて
販売させていただく OEM方式※ を取っています。
そこで、お客様にご提供させていただく
郷土菓子をつくる職人がどんな人達なのか知っていただくために、
今回は、いつも当店へ美味しい飴を提供してくださっている
南信州の地飴製造メーカー「日本薬仙堂」の中島社長へ、
飴職人についてインタビューをさせていただきました。


※OEMとは…
商品を委託した製造メーカーから、商品の供給を受け、
自社ブランドとしてその商品を販売することです。
OEMはさまざまな企業でも取り入れられている販売形態です。





*インタビュー質問者=宮下
*インタビュー回答者=日本薬仙堂 中島社長




手造り飴へのこだわり~創業から現在に至るまで~


Q:このお仕事を始められて何年ですか?

A:先代から仕事を引継いで約45年。創業だと90年くらいです。
  創業当時は屋号「加賀屋」でやってきましたが、私の代で今の「日本薬仙堂」に
    社名変更しました。





Q:飴造りの仕事をはじめたきっかけは何ですか?

A:まず、自分が長男だったことと、親が晩年になってからの子供だったから、
    年齢的なこともあって私が継ぎました。





Q:飴造りは一日中されているんですか?

A:仕事は朝6時から昼12時までです。
  このスタイルは10~15年前から変わりません。
  「人生をいかに楽しく過ごすか」が重要で、仕事が生きがいという生活ではありませんから。





Q:このお仕事を続けてきて良かったと思うことは?

A:本当は、東京にいる有名な画家の先生に良い話を貰っていて、
    画家になる予定だったんです。
    でも、当時は結婚してすぐで、画家になることは雲を掴むような話だったから
    辞めてしまったんですよ。


――その結果、家業を継がれた中島社長。
      ご自身で絵画を描くことが趣味でもいらっしゃいます。
      今、家業を継いで良かったと思っていらっしゃるようでした。





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飴造りについて~自社飴へのこだわり、自信~

べっこう



Q:どんな思いで飴をつくられていますか?

A:私は、他社よりも「一番いいものを作りたい」という思いで
    努力してきました。

    他の飴屋は社長の下に職人がいて、職人は社長に言われた通り、
  良過ぎず悪すぎずの商品をつくります。

    逆に私は、「社長」ではなくあくまで「職人」として飴を作っています。
    だから向上心があるし、昔からずっと同じものだけ作り続けるのではなく、
    意欲を持つことを怠らず、伝統の中でも努力し続けています。





Q:そんな社長が製造工程で特に重要だと思われること、
    または気をつけていることは何でしょう?

A:『水分をいかに少なくするか』を特にこだわっています。

    飴は大まかに3つに分けると、製法も水分の抜き方も違います。
    例えば・・・

      ①(飴生地が)白いもの
        一定以上の熱を与えると変色してしまうので、
        色を一定にし、いかに水分をなくして仕上げるか。

      ②黒砂糖を使うもの
        黒砂糖を焦がさずにいかに水分を抜いて仕上げるか。

      ③ニッキ・べっこうなど色のあるもの
        水分を抜きながらどこまで焦がすか。

    特に、③のニッキなどは焦がしすぎると飴屋がいう「腰がぬける(カラメルのような状態)」
    になります。
    他社では飴にカラメルを入れたり着色料を使って飴に色をつける場合もありますが、
    うちは焦がし具合で色を出しているため、作る飴の色は全て同じ色・・・
    というわけにはいきません。

    先ほども言いましたが、つくる飴の違いで製法が違いますが、
    基本的には水分の有り・無しに左右されます。
    一年近く保つ飴だからこそ、水分をしっかり調整しないと駄目になってしまうんですよ。





Q:まさにこだわり、ですね。では、職人から見て特にお勧め!という商品はどちらですか?

A:どの商品もお勧めだけどね。(笑)
    しいて上げるなら「きな粉玉」でしょう。



Q:どうしてきな粉玉なんですか?

A:「きな粉玉」は、外側と内側の水分バランスが絶妙なんです。
    それと、この飴は他社では絶対に真似できないっていう自信があるからですね。
    あとは「シルクはっか」や「桑の実絹飴」みたいな飴の光沢も、
    そう簡単には真似できないはずですよ。





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飴を買ってくれたお客様へ

Q:最後に、飴を召し上がるお客様へ、職人として伝えたいことはありますか?

A:そうですね・・・、ニッキなどは開封すると表面が溶けてきてしまうので、
    開封したら美味しいうちに早めに食べてほしいです。
    それと、きな粉玉やげんこつも、早めに食べたほうが美味しいと思います。
    日持ちはするけど、やっぱり作ってすぐの鮮度が大事だから。



――インタビューは以上です、ありがとうございました。




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きな粉玉